我が家の古いもの・その③

これは我が家では古いもの、親父のものなんですが珍しくもありませんが紹介をさせていただきます。
 
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私が小学生の頃に親父が使っていた万年筆です。もちろん後ろのほうを回してスポイト式にインクを入れます。もちろんキャップもねじ式です。
私もこの頃から万年筆に興味を持ち始めた時代でした。パイロットとかありましたね。ペン先が18金とか、金と聞いてとても高価なものなんだと当時は感動と驚きと満足感でした。
その影響もあり字を書くのがとても好きになった記憶があります。それと学業の成績は別物なんですがね。
この万年筆は子供時代には太くてとても使えませんでした、子供心に何であんなに古いペンを使うのかと不思議に思っていましたが、あれから半世紀以上の歳月が過ぎ先日取り出し握ってみたら何と使いやすい太さでした。
そんなこと知らずにずうっと引き出しの中に、よく捨てられずに残っていたものです。何度も引越しをした家庭でしたのに。
 
そして もうひとつはこれです。
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 何本もあったのですが、なぜ、何に使ったのか、これは木製のケースがついた温度計です。
アルコールタイプではなく水銀のほうです。
アルコールタイプは赤色、昔は子供のお風呂の温度を図ったことはありましたが、不思議に親父ももの集めが好きだった用です。何せ干支は ねずみでしたからかも知れません(笑) 鼠年生まれの人には失礼します。
こんなこんなで親父も今年で23回忌を迎えます。この5月です。
過ぎし日々は早いものですがいつでもその辺にいるようで、やはり心の中にいると思います。
段々年老いてくると不思議に親父に似た自分がいることを気がつくのは私だけでしょうか。
明日は高校時代の旧友と恒例の蕎麦大会、今年初めてです。去年は4回。
去年より早いので山菜は無理かも知れませんが、当時の青春時代にタイムスリップしてリフレッシュしてきます。今日はこの辺で。